気功院 洞天福地のブログ

日々、気功施術・気功修練に取り組む中で感じたことや考えたことを書き綴ってみます。

偏らない心

自分の心の癖を


客観的に眺めるのはとても難しい




心の癖のある所に


生命エネルギーの偏りが生じる




エネルギーが偏ると


流れに澱みが生じ始める




さて、


どうすれば偏ってしまったエネルギーを


整えることが出来るのか




縮んでしまった関節を引き伸ばすのも良いかもしれない…



eテレでやっている「柔軟講座」は面白いと思う


体が硬い人のための柔軟講座 (趣味どきっ!)
体が硬い人のための柔軟講座 (趣味どきっ!)
NHK出版
2017-07-24

疲れが抜けない時は

疲れが溜まったと感じる時は


肉体疲労に原因があると考えがちですが、


実は肉体を酷使したことに対する心理的な作用


つまり


こんなに肉体を使ったのだから相当疲労がたまっているに違いないという思いが
心を支配した時に疲労がたまったと感じる状態が現れます。


勿論、肉体を酷使してケガをした場合は話は別です。


そして、あくまでも一般論ですよ。


多くの場合は心の状態を上手く誘導しておくと
疲れは溜まりにくく、仮にたまったとしても早く抜けていくようになります。


気功治療では
たまった疲れを抜き出して元気なエネルギーを補給するというのがベーシックな方法です。


粘黏勁

今回のタイトルはちょっと難しいですね。(^-^;


太極拳の世界でよく耳にする言葉です。


[zhan1 nian2 jing4] 「チャン ニエン チン」と読みます。


太極拳の対人練習で相手の体の一部に手で触れてくっついたまま離れないようにして相手の重心を制圧するテクニックです。


気功治療ではクライアントを攻撃する訳ではないので相手の重心を制圧する必要は無いのですが…。(^-^;


こういう状態になった時の独特の感覚は面白いことに相手に対する気の影響力と大きく関係します。


クライアントの体に手を当てて気を送る時も、手をかざして気を送る時も、
この「粘黏勁」で培った体感を応用することでより効果的な気功治療を行うことが出来ます。


興味のある方は研究してみて下さい。